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書かれること 2009.05.04

 昨日、糸井ダーリンの文章を引用し、ほんのすこしだけど彼について書いた。ひとについて書くときはいかに有名人でも緊張する。レビューだとか批評だとか、いろいろなかたちで文章を書くにあたって、いつもどこかしら他人(「ひとさま」とでも言ったほうがこの気分にふさわしい)について書いているのだという意識を、忘れないようにしたい。とりわけほぼ匿名で書いているのだから。

 匿名のどこぞのブロガーに好き勝手書かれたことがある。本名をご存知のかたはググっていただければまだ3番目くらいに出ます。高校生のときに書いた読書感想文(賞をとったので新聞に全文が載った)の、かなり文脈に依存した一文を抜粋して下世話に解釈してネタにされた。ご丁寧にわたしの人物像まで勝手に想像してくれている。こちらは本名と高校の名前まで曝されて、書き手は名もなきブロガー。この圧倒的な不均衡のきもちわるさが、誰かについて書こうとするときいつも思い出されてうっ、となる。

 いっちょまえに何か書こうとするならばいっそのこと、本名から所属から何もかも公開せねばならんのではないかと極端なことを考えたりもする。もちろんしないけれど…。このブログは半分以上くらい自分自身のために書いていて、近況報告がてらひとさまにも読んでもらえるかたちにしているという格好だからそれでいい。ここで書く内容でひとさまに迷惑をかけたりしなければそれでいいと思う。

 けれど、名もなきブロガーのまま、匿名に甘んじたまま、どこの誰とも言わないまま、なにものも賭さないままでは、ろくなことは書けんのだろなーとも思ったりする。思い詰めすぎだろうか…。世の人はもうちょい気軽にブログっているのだろうか。




このアンガールズが夢にでてきた

コメント

あああ わかる。。。

2009.05.05 | URL | akipponn on iPhone #OARS9n6I [ 編集 ]

 せめて、コメントに書きたくないひとのためにメールアドレス公開するくらいはしようかなと思います…あとできることってなんだろう…

 先述の「書かれた」体験の際は、自分で見つけたとき結構むかついて(「ライトノベルなんか小4で卒業したわ!!」とか(笑))、なんとかしてブロガーに抗議しようとしたのに方法がなくてさらに不均衡を強く感じたのを覚えています。コメントしようにもだいぶ時間の経ったエントリだったし、メールアドレスも公開してなかったし、ほんとーに無責任に書いてくれたもんだな、と…。そんな風にいちいち目くじら立てるのは(ましてブロガーに抗議なんかするのは)このご時世のネット社会でクールじゃないのかしらと悩んだり、そんなクールさいらんわーいと思ったり…。そういう意識をもつきっかけをありがとうと今では言いたいくらいですが(j^^)

 こうして誰でも読める状態にして自分の書いたものを公開するというのは、単にたくさんの知っているひとに手紙を出すのとも、自分の名前を掲げて論文を書くのとも違う気がして、でもその違いをまだとらえきれずに考えています。そんなことを考えなくても発信者になれてしまうネットという場所についても、考えています。

2009.05.05 | URL | fumico #3jISyIMY [ 編集 ]

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