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あのひとから 2009.04.27

      
From Spring3


 日本の父からメールがきた。20年の娘人生で2回目(ちなみに前回は1回生の秋、愛犬が死んだとき)。なにかおもしろいことでも書かねばと思っているのか、それとも普通に書いたらこうなってしまったのか、えらいおもしろくて図書館でもんどりうってしまった。

一部抜粋(おとうさんごめん勝手に)。

……(前略)……あんまり無理はすんなよ。まったり音頭でも口ずさみながら、いそがずあせらずまいろう。と、ここで、まったり音頭が気になったので歌詞を貼ってみる。

季節めぐれば 遠い道のりは
思い通りに いかない時もある
(あっそれ! あっどうした!)
ひゅー ひゅーと 風がふきゃ
雲に泣いてたお天道様も
にっこり 笑いだす
(あっよいしょ! あっおじゃ!)
まったり まったり まったりな
急がず焦らず まいろうか

「ささ、みなの者、えんりょはいらぬ、
おどってたも、まわってたもー! ホッホホホー」
(あっそれ! あっおじゃ!)

夢を描いて 高い空見れば
届く気がして よけいに悲しくて
(あっそれ! あっどうした!)
ぽーつ ぽーつ 雨が降りゃ
乾いた土に命が芽生え
にっこり 花が咲く
(あっよいしょ! あっおじゃ!)
まったり まったり まったりな
急がず焦らず 参ろうか

(あっおじゃ! あっおじゃ!)
(あっそれ! あっおじゃ!)

ほんと、心にしみるいい歌だと思うが、実は、まったり音頭に魅せられる者は、決してまったりできない人間であったりするんですな。悲しいことに。

ところで、歌ということで思い出した。いつか話したいと思っていたこと。童謡の『春よ来い』が、とてもいいのだ。数年前くらいに偶然ラジオから流れたとき、こりゃすげえ歌だわ、って発見して以来、時々思い出しては、そのすごさを検証したりしている。

春よ来い 早く来い
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒の じょじょはいて
おんもへ出たいと 待っている

声に出して歌ってみるとよくわかる。いきなり主題から入る第一節のストレートさ。それでも足らんといわんばかりに畳みかける第二節のしつこさ。ところが、ここで意表をついてさらりとかわす第三節。そして、みいちゃん、え?だれ?謎。・・・と思う間もなく、急展開、赤い鼻緒のじょじょ(!)ときたら、もう目の前にみいちゃんの姿やら情景までもがぱーっと浮かんでくる。ちゃんちゃんこ着て、ほっぺの赤いみいちゃん。そして、おんも?!春を待っているみいちゃん。この時点で、みいちゃんは、人類、いや、生きとし生けるものの名代として昇華されている。 すげえよ。
こんなに短い歌、少ない言葉で、情景やら気持を描き、さらに想像をかきたてる。歌の真髄がここにあると思いましたね。

ちなみに、みいちゃんとは、作詞者の某の娘、ふみこちゃん、だそうですよ。

……以上抜粋。

なんだか、このひとの娘でラッキーだったなと思ってしまった春の午後。ありがとう父。

コメント

 父に限らず、なにかの拍子に、このひと思っていたよりずっとおもしろい!!と気づかされることがしばしば。単に自分が気付けていなかっただけなのだけど、お得な感じである。ありがたきかな人生。

2009.04.27 | URL | fumico #YgUVdW1s [ 編集 ]

おもろいお父さんやなーw

2009.04.29 | URL | 石田 #- [ 編集 ]

君んとこには負ける(笑)
おとうさまお元気?長らくお目にかかってないなー。よろしく言うといてちょ。

まったり音頭の動画を貼ろうとしたけどさっぱり見つからんかった。NHKクオリティだな…。

2009.04.29 | URL | fumico #3jISyIMY [ 編集 ]

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