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春の嵐 2009.04.25

 誰だっけ誰の本だっけあーーもーうーと思い出せず帰宅。そうそうそうヘッセ。ご多分に漏れず『車輪の下』しか読んでいない…。
春の嵐―ゲルトルート (新潮文庫)春の嵐―ゲルトルート (新潮文庫)
(1950/12)
ヘッセ

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 "If you don't like the weather in Toronto, wait untill tomorrow."(wait 5minutes も聞いたことがある)という台詞があるくらい、トロントの気候は日によって、また一日のうちでも変わりやすい。アルバムの最新3つは全部今日撮ったものなので、変化がご覧いただけると思う。うららかな午後にうきうき散歩に出かけて花の写真なぞ撮っていたのに、強風に煽られつつずぶ濡れで帰宅した。ハイパークを抜けてビーチまで行って、雲行きが怪しくなってきたので帰ろうとVIA鉄道沿いのハイウェイにかかった歩道橋をのぼったら、雲がどんどん迫っていているのがはっきりとわかった。

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 歩道橋をおりきったくらいで文字通り風に飛ばされて1メートルくらい移動する。信号を待っていると隣に並んだ女性が"Crazy weather, isn't it?"と話しかけてきたので"Exactly"とこたえようとしたら"a"のところで砂がびゅーっと飛んできて、口の中がじゃりじゃりになる。レンズに傷がつきそうなのでカメラをしまう。雨が降りだす中なんとかバス停に着いたのに、来るバス来るバスNot In Service。同じバス停で待っていたおばあちゃんがFour-letter-wordsをいくつも呟きながらタクシーを拾った。しかたがないのでパーカーのフードをブルカのごとくきつくかぶって、えっちらおっちら歩いて家にたどりついた。ちょっと散歩してストリートカーで帰るつもりが、結局全部で8キロくらい歩いた。

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 中学生のときとてもすきだったバンドのひとがインタビューで、「神とは言わないけど、"It is raining"と言うときの"it"みたいな、「それ」としか言いようのない存在のことを信じずにはいられない。それをうたっている」みたいなことを話していたのを思い出す。田舎の中学2年生はだいぶ感銘を受けましたよ。

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