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ここであいましょう 2009.10.28

 トロントでも3大びっくりしたことに数えられるであろうできごと、それは、

 高校時代のALT(Assistant Language Teacher:英語ネイティヴの補助教員)の方にたまたま再会したこと。

 Japan Foundation(国際交流基金)という組織のトロント支部に日本語の本・日本語学習のための本が置いてある図書館がある。フランス人の友人とランゲージエクスチェンジをしていた折、参考になる本があるかもと思いふらっと行ってみたときのこと。

(このJapan Foundation、なによりやたらに立地がいいこと(CHANELやCartierの入ったビルの中!)にまず圧倒される。最新の雑誌が並んでいるほか、英語版・日本語原版ともに漫画がやたら充実している。トロントで生活している日本語ネイティヴには非常にありがたい存在だと思う。)

 語学本・言語学の専門書の類もなかなかのラインナップだったので、とりあえず貸し出しカードを作ってめぼしい本を借りてみようと思ってカウンターで聞いてみたところ、滞在期間が3カ月以上残っていないとできないとのこと。この時点で9月半ば、トロント出立まで2カ月を切っていたわたしは資格なし。

 なーんだ、とすごすご引き下がったわたしに申し訳なさそうな顔で対応してくれた受付のおねえさんにとっても見覚えがあったので、思わず聞いてみたところやはり。向こうのほうが驚いて(そりゃそうである。日本列島の盲腸の名で通るど田舎の公立高校で教えた生徒にカナダの故郷で再会するとは思ってもみるまい)、しばしきゃーきゃー言い合った。

 それからごはんを食べに連れて行ってもらったり(あんなところこんなところへ)、相方ともども郊外の高級住宅地のおうちに招待してもらったり、残り少ない滞在期間めいっぱいお世話になった。

 まさかトロントで高校のころのおもいで話や超ローカルネタに花を咲かせることになるとは。彼女のほうもわたしとの再会以来、図書館のカウンターに座っていてもまた誰か古い知り合いに遭遇しないかしら?と楽しみになったと冗談半分に言っていた。

 幸いにしておもしろい時代に生まれて、どこででも、誰とでも会えるのだ、会い続けることができるのだと思った。偶然がこんなふうに働いてくれるのだから、そこに意思があれば、きっとなおさら。


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