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[大陸横断記] 街の印象 2009.08.05

 1日目友達と合流するまでにすこし、2日目ブリティッシュ・コロンビア大学に行くまでにすこしとVancouverのダウンタウンを歩き回った。

 やはりなんといっても目につくのは、そこここで繰り広げられている大規模な工事。オリンピック向けに街全体がおめかし中といった感じだ。市民のほうはやはり不便を強いられているらしく、道案内してくれた兄ちゃんも「まったくファッキンだ」と言っていた。

From VIA Railway-Vancouver Aug 05


 ガイドブック(友達に借りた)に大きく載っている通りもこの有様。仮歩道は狭くてとてもバックパックつきでは歩けない。補助でも出ているのだろうか、オリンピックに関係なさそうな建物までこの際とでもいわんばかりに工事をしていて、年末・年度末の日本のような雰囲気だ。

From VIA Railway-Vancouver Aug 05


 とはいえ、歩いてみて全体的な街はトロントより断然"きれい"だと思ってしまう。もちろん、1か月以上に及んだゴミ収集ストライキでしっちゃかめっちゃかになった出発直前のトロントに比べたら、北米の街なんてだいたいどこもきれいなのだけれど。それを差し引いてスト以前のトロントと比しても、なんとなく整った街やな、という印象を受ける。ダウンタウンは縦も横も大きいビルが整然と立ち並んでいて、看板もほとんど英語だ。

From VIA Railway-Vancouver Aug 05


 この、あんまり混ざってない、という感じは街歩きに終始ついてまわった。ひとの顔を見ていてもなんとなくそんな気がする。歩いたエリアの特性なのかもしれないけれど、トロントに比べたら極端に肌の色の濃い人を見かけない。白人、次いで"アジア系"、それも東側。チャイニーズ、コリアン、日本人の順。住んでいる感じのひとも観光客然とした通行人も含めて、日本人がかなり多い。トロントでは完全にマイノリティの日本語が市民権を得ているようで、そこかしこで表記を見かける。日本語でツアーをやっている旅行会社の看板もたくさん見た。"6 languages!"と書かれた観光バスをよく見ると英語・フランス語・スペイン語・中国語・韓国語・日本語だったので驚いた。トロントで話されている言語を6つ挙げるときに日本語がランクインすることはまずない。アラビア語やヘブライ語を滅多に見かけないのも妙な感じだ。アムハラ文字はついぞ見なかった。インドの雰囲気を醸す顔立ちのひともあまり出会わない…と思ったら工事現場で作業中のところをたくさん見かけた。

From VIA Railway-Vancouver Aug 05


 地理的な感覚としては、トロントより断然起伏が多い。歩いているとダイレクトに感じる。山や海がビルの隙間から見えるというのも新鮮な感じだ。

From VIA Railway-Vancouver Aug 05


 天気はあいにく曇っていたけれど寒くはなく暑くもなく、時折潮の匂いが混ざった風が吹いたりして歩くには申し分ない。なにより大通りがゴミで溢れかえっていないのがすばらしい。道を聞いてもだいたい親切に答えてもらえた。いい街だなぁと思う。しかしなぜだか住んでみるイメージは湧かない。出発から5日経って、里ごころ…ではないけれど、あのごちゃまぜのいい加減な街がすこし懐かしくなった。

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