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いか 2009.07.17

 コバルト文庫のことなんか思い出したのは、前回も引用したこの短編集に出てきたエピソードのついでだった。

箱のなかの海 (コバルト文庫)箱のなかの海 (コバルト文庫)
(1997/12)
樹川 さとみ

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 イカの目がすごいという話が出てくるのだ。脊椎動物並みの精度で、網膜ありーの虹彩ありーの。ホタルイカに至っては色覚も備えているらしい。ところが、イカにはそうした高度な視覚情報を処理できるほどに中枢が発達していない。それではイカの目の玉はなんのために存在し、かくも発達したのか?
 少女小説のふぁ~んたじ~なので、「地球全体がひとつの意識体で、その目にあたるのがイカなのだ!」みたいな方向に話が向かったような…


 その説の真偽はともかく、イカの視覚がすごいというのは本当らしい。ふと気になってあれこれオンライン論文を拾っては読んでいる。おもしろいぞイカ。奥が深いぞイカ。そしておいしい…。

 こちらでイカといえばcalamariという名前で出てくることが多い。calamari自体は小イカのことを指すようだけれど、コリアンタウンで"Karamari"とだけ書いてあるときはたいていイカの天ぷらのこと(そのへんの経緯がwikiにも書いてあった)。食品名としてsquidやcuttlefishは見たことがないかもしれない。あの見かけの水族館のsquidと、歯ごたえがあっておいしい白い食品のcalamariを別物として扱いたいという心理作用なんだろうか?

From Noto

 のとじま水族館のやつ。

 ちなみに実家でさんざん手伝ったおかげで、イカの内臓を散らかさずに一気に引きずりだす技に長けている。これは自慢できるレベル。背骨(ではないけれど)みたいな、プラスチックのような感触のぺらぺらした板を根元から抜くのがこつ。

生物から見た世界 (岩波文庫)生物から見た世界 (岩波文庫)
(2005/06)
ユクスキュルクリサート

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 こちらに持ってこようと買ったのに実家への引っ越し中に読んでしまって置いてきた。後悔。

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